Babylon5

Babylon5 Station

Babylon5 Stationの位置

太陽から10.5光年の距離にあるEridanus Epsilon星系にあり、 第三惑星Epsilon3を巡る高度33,000kmの軌道上に位置する。
(Tech-Manualの記述によれば主星-惑星系のL5ポイントに位置するとなっているが、 それならば主星とEpsilon3と等距離にあるはずだから距離が合わない。 あるいはEpsilon3とその衛星の成す系のL5ポイントかもしれない。)


Babylon Project

地球人と異星人とが中立的な立場で文化交流を行える場所を作るというBabylon Projectは、 Minbari戦争以前に地球同盟のCalvin Natawe議員によって提唱されていた。 Minbari戦争によってその必要性が改めて認識され、 戦争直後の2248年にBabylon1ステーションの建造が始まった。 しかしBabylon1は2249年には破壊工作によって建造途中で破壊される。 その後2250年から新たなステーションBabylon2の建設が始まるが、 この計画もサボタージュによって頓挫し、次のBabylon3も似たような運命を辿った。 しかしそれにもくじけず建造された最大のステーションBabylon4は2254年に完成したが、 稼動後24時間で謎の消滅を遂げる。 この事件によって計画は放棄されるかと思われたが、 NataweたちはMinbariとCentauriの技術、資金援助を取り付け、 2256年12月26日にBabylon5ステーションがJeffrey Sinclair司令官の元で稼動を始めた。


Babylon5 Stationの構造

全長8,064.5m, 最大直径840m, 総質量9.1*10^12kgのO'Niel型宇宙ステーション。 複数の独立した回転部によって内部に人工重力を発生させている。 外縁部での最大加速度は1.41gである。
内部の大気は区画によっていくつかの種類に分かれており、 地球標準大気区画が92%, メタン大気が5.2%, その他が2.8%となっている。
ステーションが軌道上の位置を保つために、スラスターエンジンを備えている。 (たとえL5ポイントに位置していても、他の惑星からの摂動があるため 位置を補正する必要がある。)
ステーション運用開始時には、その防御システムはBabylon4に比べ貧弱だったが、 2259年に大幅に武装が強化され、戦艦と互角に戦えるようになった。 また48機のStarFury(4個飛行中隊)が配備されている。
内部は以下の六つのセクターに分かれている。
Yellow地区: 機関部、ドッキングベイ、カーゴベイ
Blue地区: 税関、司令部、要員の私室等
Green地区: 外交官地区
Red地区: 商業地区
Grey地区: 建設、メインテナンス地区
Brown地区: レクリエーション地区
基地の低重力状態の回転軸には移動シャトルが走っている。
基地の先端部に位置しているのが、司令室と観測ドーム、ドッキングベイである。 さらにStarFury中隊が発進するコブラベイもここに位置する。

Babylon5 Stationの運営

Babylon5の運営は地球同盟が担当しており、 第一シーズンでは司令官がSinclair中佐、航法担当兼副官がIvanova少佐である。 第二シーズンからはSheridan大佐が新たな司令官になり、 Ivanovaも途中で中佐に昇進している。 そして第三位の士官はCorwin中尉(第三シーズン途中から、また本当は大尉?)らしい。 医療部長がFranklin, また保安責任者がGaribaldiである。 Garibaldiは階級は下士官だが、実際にはIvanovaに次ぐ指揮権を持っているようだ。
一方四大国を始め多くの非同盟惑星諸国は、それぞれBabylon5に大使を赴任させている。 四大国の大使は、 Minbari大使がDelenn, Centauri大使がLondo Mollari, Narn大使がG'Kar, そしてVorlon大使がKoshである。 この四人に基地司令官を加えた五大国の代表がBabylon5顧問会議のメンバーで、 二国以上の主権に関する決定はこの会議の多数決で決められる。 この五人に非同盟惑星連合の代表が加わるのが拡大顧問会議だが、 非同盟惑星連合は全体で一票しか持たないようだ。


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