Drazi

Drazi自由国 (Drazi Freehold)

Drazi本星、首都

Drazi本星の主星の位置は不明だが、首都の光景は本編第五シーズンで 二回出てきている。 空は黄色く、全体的に砂漠の中の都市を思わせる。 建物は伝統的にバルコニーが広く取られ、開放的に作られている。 都市の中心部の道は、外敵の侵入を防ぐために 狭く入り組んだ構造になっている。


Drazi人の生理的特長

全身青黒い色をして、顔は皺ないしは襞が走り、目は落ち窪んでいる。 後頭部は鱗のようなものに覆われている。 Draziの男性のわきの下には、襞に覆われたポケットのようなくぼみがある。 これは外性器の役割を果たすが、密売人はここに物を隠す。


Babylon5本編当初時点までのDraziの歴史

Draziは非同盟惑星諸国の中では最強の軍事力を持つ国家であり、 商業種族であるBrakiriと共に、非同盟諸国のリーダー役を自認している。 当然と言うべきか、Brakiriとは仲が悪い。 ただし、Drazi自身もその国名が示しているように、 貿易を生業としており、 それによってCentauriとの紛争がしばしば起こっていた。

実は地球人よりも遥かに古く(7-800年前)から宇宙に進出している。 (c.f. #95 Secrets of the Soul)


Draziの文化

5年に一度、植民星の住人を含む全てのDraziは、 全くランダムに二つに分かれて主導権争いを行う。 樽に入ったピンクと緑のたすきを各自が任意に取り、 その色によって二グループに分かれ、 印のついたたすきを取ったものがリーダーとなって、 残りのメンバーはそれぞれのリーダーに従う。
この争いは実際にかなりの犠牲者を出す激しいものであり、 Koshによると、Shadow起源の習慣らしい。


Draziの艦船

Draziは五大国のようなジャンプエンジンを持つ大型艦は保持していない。 しかし、彼らの船は、小型艦としてはかなり優秀であり、 Centauriの侵略にも激しく抵抗した。


Memo

"Freehold"の適当な訳が見つからないので、表題では仮に「自由国」としたが、 実際には「自由貿易国家」といった感じだろう。 "Thirdspace"の始めの部分で、"Drazi Freehold"を 「Draziの自由港」と誤訳しているが、 さすがにそれでは意味が通らない。

Draziのモデルは、首都の構造や戦闘的である点などから想像すると、 恐らくアラブ諸国と思われる。


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