Babylon5 #87

#87 Rising Star

粗筋

ISNのニュースレポートは、昨夜Clark大統領が自殺した事を伝え、 執務室で検死を受ける白い布に覆われた彼の遺体と、 「地球を焦土に」という彼の最後の命令書を映していた。 一方地球軍に投降したSheridanは、 一切の弁明を行わずに処分の決定を待っており、 Susanna Luchenko大統領代行は国民に公正な裁きが行われるまでは 私的に復讐を行わない事を呼びかけていた。 最後にキャスターは、 重傷を負ってBabylon5に運ばれたIvanovaの容態について言及していた。

FranklinはWhiteStarでBabylon5に向かったが、彼が到着した時はもう遅く、 Marcusは医療室でIvanovaと治療装置で結ばれたまま絶命しているのが発見されていた。 Ivanovaは身体的にはすっかり回復していたが、 Marcusの死によるショックで医療室の床に座り込んで誰も近づけようとしなかった。
Franklinに対し彼女は泣きながら、 Marcusが頼みもしないのに自らを犠牲にして彼女を救った事を罵る。 そして彼が自分を愛していたのを知っていたのに いつか彼が去ってしまう事を恐れて彼の愛を受け入れようとしなかった事を打ち明けた。 「愛は報いられないものよ」と彼女は泣きながらFranklinに言う。

ドッキングベイでイライラしながら待っていたG'Karは 現われたLondoに遅いぞと食ってかかるが、 Londoは軽くいなした。 そのときVirがやって来てLondoに本国からの重要な知らせがあると言う。 G'Karが先にシャトルに向かった後でVirはLondoに、 Centauri本星の摂政が病気で余命幾ばくも無く、 Londoが次の皇帝に選ばれたという連絡を伝えた。 Londoはそれを聞いてもあまり嬉しそうでなく、二人はG'Karの後を追ってシャトルに向かう。

Sheridanが軟禁されている部屋に入ってきたのは思いがけない人物、Besterだった。 Garibaldiを道具として使ってEdgarsの計画を潰した事を皮肉るSheridanに、 テレパスへの陰謀を摘発したのは事実だがGaribaldiの主張は彼の思い込みだとBesterはとぼけ、 さらにPsi Corps公認のテレパスによるスキャンでなければ証拠能力はないと開き直った。 その後彼は本題を切り出し、 戦争の道具として自分の恋人のCalorynを使ったのかと詰め寄った。 もし彼女が殺されたのなら、お前は決してここから生きて出られないと 彼はSheridanを脅迫する。 今回の作戦に使ったテレパスは100人のうちの30人で 家族がなく回復の見込みが立たないものだけを選び、 CalorynはまだBabylon5に居ていずれ地球に送ると答えたSheridanに Besterは礼を言うが、 Psi CorpsはClark政権下で得た権力を手放すつもりはなく、 いずれ普通人に戦争を仕掛けるつもりだというSheridanの指摘に対しては、 全くの妄想だと決め付けた。 もしそうなれば結局テレパスは負けるとなおも言うSheridanに、 Besterは「それは如何かな」とせせら笑うが、 Garibaldiの復讐の手がいずれ伸びてくるという示唆には はっとした様子だった。

そのGaribaldiは火星の裏金洗浄人を掴まえてLiseの行方を追及していた。 彼女は火星から脱出しようとマフィアを頼って、 却って身代金目当てに囚われているらしい。 Garibaldiは男を半殺しにして、彼女の監禁場所の情報を聞き出した。

地球に向かうWhiteStarの中でDelennはLondoとG'Karを迎えた。 彼女は二人に彼女が作った文書を示して賛同を求める。 やがて入ってきた他の非同盟惑星諸国の代表に、 LondoはDelennが驚くべき提案をした事を明らかにした。

早く自分に対する処分を決めてくれと不満を洩らすSheridanの元を Luchenko大統領が訪れた。 彼女は彼の行いが正しかった事は認めながらも 彼の行為は国家に対する反乱であり、 時期も方法も最悪だったと指摘し、 彼の軍に加わった士官全員の恩赦を条件にして 彼自身は軍を退く事をISNの記者会見で発表するように求めた。 彼は書面での恩赦の保証を取り付けて、大統領の命令に同意した。

火星ではマフィアの隠れ家にGaribaldiとRangerたちが突入した。 Garibaldiは監禁されていたLiseを助け出し、二人は抱き合った。

地球に近づくWhiteStarの中で、 Delennは自分の提案に他の国の賛同が得られた事に安堵の表情を浮かべ、 「この日は今後百年歴史に語り継がれるでしょう」とLennierに言った。 Marcusがこの場に居ないのが心残りだと言うLennierに彼女は、 自分たちが思い出す限り彼はいつも共に居ると答え、 彼は心に従った、Ivanovaを救った事で始めて安らぎを得たのだと諭す。 それに対しLennierは、「愛は報われないもの」というIvanovaの言葉を Delennを見つめながら伝えた。 彼女は彼の頬に手を当ててじっと見つめ、 「彼女は間違っているわ」と答えた。 「そうですね」と言ったLennierは、彼女が部屋を出て行った後も 寂しげにじっと座っていた。

ISNは将軍や政府関係者たちと 来賓のDelenn, Londo, G'Karを前にしての Luchenko大統領の演説の模様を中継していた。 大統領は今回の内戦で戦った両陣営は共に地球への愛という点では 共通していたと述べ、 戦いの渦中に巻き込まれた高潔な人物としてSheridanを紹介した。 それを受けて縁談に立ったSheridanは、 任務と地球への忠誠心とが対立した結果、 地球への愛を貫くために任務への忠誠を捨てた責任をとるとして、 軍からの退役を宣言した。 続いて大統領からスピーチを求められたG'Karは、 非同盟惑星連合を解散して新たな同盟を結成する事を表明した。 彼に替わったDelennが内政不干渉だが 他国への侵略は許さないという新同盟の理念を述べ、 平和の守り手としてRangerを紹介すると共に、 空にはWhiteStarの大群が現われた。 そして彼女は地球にも新同盟への参加を呼びかけた。

大使たちとの私的な懇談の席でLuchenko大統領は、 新同盟は魅力的だが参加するには強硬派の将軍たちや 国民を説得する材料が必要だと話した。 対してDelennは地球の艦船への人工重力装置の供与を表明し、 Londoもその提案の有利さを説明した。 大統領が参加交渉は誰とすれば良いのか尋ねると、 Delennは自分たちも新たな同盟の大統領を選んだと答える。
その新大統領は不満そうに彼の恩赦の証明書の提示を求める将軍に、 コピーは報道陣に配って 原本は安全な場所に保管してあるとやり返していた。 将軍に促されて部屋を出た彼の前に Delennが彼の父Davidを連れて現われた。 息子と抱き合ったDavidはDelennに向き直り、 二人が結婚を決めた事を歓迎する。 先ほどの将軍が「新大統領」を呼びに現われ、 三人は肩を組んでそちらへ向かった。

ISNは地球が新たに発足した惑星間同盟(Interstellar Alliance)に 加入した事を伝えていた。 同盟のSheridan大統領は同盟の理念に基づき火星の独立を発表する。
そのニュースをGaribaldiはLiseといっしょにベッドの中で観ていた。 彼女は彼にEdgars Industryの経営への参加を求めるが、 彼は金目当ての結婚と思われたくないと答える。 しかし彼は暫くはここに留まる様子だった。
Ivanovaは大佐に昇進したが、 Marcusの死を振り払うためにBabylon5を離れ、 Warlock級の新型戦艦で一年間のテスト飛行に出る事になった。 さらにSheridanとDelennがBabylon5へ向かうWhiteStarの艦内で、 内輪に結婚式を挙げたという噂をISNは伝えていた。

そのWhiteStarの一室では二人の結婚式に出席した LondoとG'Karが座って寛いでいた。 似合いのカップルである 新婚の二人の寝室を覗いてみたいとLondoが言うと G'Karは落ち着かない表情をする。 Londoが気が付いたように、 G'Karの義眼は取りはずされていた。
その義眼は幸せなカップルの寝室のテーブル上に転がっていて、 ベッドの上の二人は事が終わった様子だった。 そのシーンにDelennの語りが重なる。

地球暦2261年の終わり、私たち全ての前に新しい時代が幕を開け、 一つの章が終わり、次の章が始まった。 その後の20年には大いなる変化と喜びと悲しみが待っていた。 テレパス戦争やDrakh戦争・・・。 新たな同盟は綻び分裂するが、最後は持ちこたえる。 人々に愛される物は必ず持ちこたえ、生き残る。 そしてBabylon5は・・・Babylon5も生き残る。


印象に残ったシーン、台詞

Sheridanの地球軍除隊とDelennによる惑星間同盟の発足宣言は、 ある意味このシリーズ全体の終結点である。 そこでいささか長いが、Geneveの大統領官邸からのISNの中継部分を引用する。

Luchenko:

Fellow citizens of Earth, honored guests. I have come before you today to commemorate those who have taken part in this recent struggle, who fought as they believed they had to fight. Their choice was an unenviable one: follow the orders of your superior officers in acts that violate your conscience, or rise up in opposition. Both sides have risked much and suffered greatly. But, in the end, the battle they fought was the same: to protect and preserve an Earth they could proudly call home. Caught in the center of this particular whirlwind was a man of great integrity, honor, and courage. But his task was a difficult one. But he executed it with care, to preserve the lives of his fellow officers. Despite what you may have heard, in his heart, he never left us. I give you Captain John J. Sheridan.

地球の国民の皆様、そして来賓の方々、今日私はこの度の戦争に関わり戦った人々を追悼するために参りました。 彼らは戦う必要を押し付けられ戦ったのです。 決して誉められる事ではありません。 彼らは上官の命令にただ従って自分の良心に背くような行為を行ったり 反乱を起こしたりしたのです。 双方ともに大きな危険を冒し、大きな痛手を蒙りました。 しかし彼らが戦った目的は同じだったのです。 彼らの一人一人が誇りを持って祖国と呼ぶ地球を守るためでした。 そしてその戦いの真っ只中に一人の人物が巻き込まれました。 彼は最善を尽くし、大勢の同胞の命を守りながらそれを成し遂げたのです。 心無い噂や報道と違い、彼は一度も祖国を裏切りませんでした。
紹介します。 John J. Sheridan司令官です。

大統領はSheridanを演壇に招いた。 彼は来賓として座っている三人の大使、とりわけDelennに目を向け、 暫く間を置いてから話し始めた。
Sheridan:

As a young man, I joined Earth Force because I wanted to be a part of something bigger than I was, something that I could believe in, and that belief carried me thru the Mars riots, the Minbari War, and the battles that have brought us here today. Everything I did, I did out of love of Earth and love of duty. But what happens when these two are no longer the same thing? The time I spent on Babylon 5, I learned about choices and consequences and responsibility. I learned that we all have choices, even when we don't recognize them, and that those choices have consequences, not just for ourselves, but for others. We must assume responsibility for those consequences. I, and my fellow officers, had to choose between what we were told was right, and what we believed was right. And now I take full responsibility for those decisions.

ありがとうございます。 私が地球軍に入隊したのは、自分よりはるかに大きな存在で信頼できたからです。 その信念があってこそ、火星の暴動やMinbari戦争や、この戦いを乗り越えられました。 胸にあるのは地球への愛国心と任務への愛です。 しかしその二つが同じ物でなくなったらどうなるでしょう。 私はBabylon5で、選択と結果そして責任について学びました。 私たちは皆気づかないうちにも選択を行っています。 そしてそれは必ず結果をもたらすのです、自分だけでなく他人にも。 結果に伴う責任は負わなくてはなりません。 私と仲間の士官たちは、命令と自分の信じる正義の間で選択を迫られました。 その選択に対して今、責任を取ります。

彼はDelennに再び視線を送った。
Sheridan:

I love Earth, and now for my love of Earth, I find I must walk away from my love of duty. My presence will be a constant reminder of what has divided us, instead of that which brings us together. And for that reason, and President Luchenko's generous offer of amnesty for all those who served under me, I'm announcing my resignation from Earthforce.

地球を愛しています。 愛するがゆえに任務への愛を捨てる事を決意しました。 私のせいでこの戦いが国を引き裂いた出来事として人々の記憶に残らないように、 そして又、私の側についた士官全員に恩赦を与えるという大統領の寛大な申し出により、 私は地球軍を除隊します。

報道陣の中にざわめきが走った。
Sheridan:

I do this in the hope that those who fought on both sides will put aside their disagreements, and come together in a new spirit of cooperation. For we are all children of Earth. Thank you.

そして敵対して戦った人々が意見の相違を忘れ新たな希望を胸に、 手を取り合うよう望みます。 我々は皆地球の子供です。 ありがとう。

続いて大統領は来賓のG'Karにスピーチを求めた。
G'Kar:

何年もの間、我々は地球との親交から多くの事を学びました。 あなた方は共通の目的の下に団結した多様な声が生み出す強さを我々に示してくれました。 地球人はコミュニティーを形成する。 それに習って我々は非同盟惑星連合を解散して相互協力と尊敬の念に基づいた 新たな同盟を発足させる事を決議しました。 多くの国の多様な声から生まれた新同盟は共により良い未来を作ろうと言う意思と 共通の権限を自主的に認識しようという決意によって結束しています。
Delenn大使。

For many years, all of us here have prized our relations with Earth. You have shown thru your example that strength comes from a multitude of voices, brought together in common cause. Humans form communities. In that spirit, we have voted to dissolve the League of Nonaligned Worlds, and create a new alliance, based on mutual cooperation and respect. An alliance, born in the diverse voices of many worlds, joined by their desire to build a better future, and their decision to voluntarily recognize a common authority.

彼はDelennを演壇に招いた。
Delenn:

新同盟は発展途上国に対して技術援助を行い、 種族間の友好的関係を築き貿易を促進します。 とりわけ平和に貢献するでしょう。 その活動の中心となるのは、共に訓練を受け義務と名誉と平和の理念に身を捧げた 地球人とMinbari人のグループです。 彼らは現存する最も高度な艦隊を管理しています。 FirstOneが残した物です。

This new alliance will help less advanced worlds improve their conditions, will encourage better relations between our races, and promote free trade. Above all, it will work to create peace. Central to this process is a group of humans and Minbari, trained to work together and dedicated to the higher principles of duty, honor, and peace. They have been entrusted with the most advanced fleet of ships in existence, now that the First Ones have left us.

轟音が響き渡り、地震のように部屋が震えた。
Delenn:

彼らの名は私たちの言葉でAnla'shok, あなた方の言葉ではRangerです。

Among my people, they are called Anla'shok; among your people, they are called the Rangers.

WhiteStarの大群が現われ、EarthDomeの上空を飛行していた。 Johnは嬉しそうにDelennの方に向き直り、彼女は言葉を続けた。
Delenn:

平和の戦士で、招かれた所にのみ派遣されます。 海賊や他種族の侵略からあなた方を守り、 宙域境の防衛を強化します。 しかし彼らはどの国にも公平な事をお忘れなく。 あなた方が隣国に侵略戦争を仕掛けようとすれば、 Rangerが聞きつけ隣国に伝わります。 攻撃された同盟国のために他国が介入を決めた場合、 Rangerは情報を提供するだけで直接介入は行いません。 彼らの目的は平和の創造であり、強制ではありません。 これは政治経済上の同盟であり、決して軍事同盟ではありません。 他種族との平和的な関係によって得る利益は、力で得るものよりはるかに価値があります。 同盟は自らの意思で自国を治めるというあなた方の主張を認めます。 ですが他の同盟国との関係においては行動規範を守っていただきたいのです。 そうでなければ恩恵は保証できません。
最後にRangerの独立性と公正さを保証するために、 各参加国から公平に志願者を募り参加させます。 私たちはRangerに独立した権限を与える事に同意しました。
大統領閣下、来賓の皆様、ぜひとも地球も新同盟にご参加願います。 拒否して頂いても結構です。 もちろんご決断は尊重いたしますが、受け入れてくださるなら ここから平和と繁栄の新時代が幕を開けると信じます。

They come in peace, and will stay only where they are invited to stay. They will help protect you from raiders and invasion by other races. They will work with your military to strengthen your borders. But understand that they will do so equally and fairly. If you are planning a war of aggression against your neighbors, the Rangers will hear about it, and so will your neighbors. If other worlds in the Alliance choose to intervene on behalf of those being attacked, the Rangers will provide the information, but will not intervene directly. Their goal is to create the peace, not enforce the peace. This is a political and economic alliance, not one based on military strength. The gains you will achieve by working peacefully with other races far outweigh anything you might achieve by force. The alliance recognizes your sovereign right to govern your own people by your own will. But membership in the Alliance means that you will honor a code of conduct in your relations with other worlds, or risk losing all the things we stand to give you.
Finally, each member race will be able to contribute volunteers to join the Rangers, thereby assuring their independence and fairness. All of us have agreed to recognize the independent authority of the Rangers.
Madame President, honored guests, I now invite you to join the new Alliance. You may decline, if that is your wish. We will leave in peace and honor your decision. If you accept, we believe it will signal a new age of peace and prosperity.

It was the end of the Earth year 2261, and it was the dawn of a new age for all of us. It was the end of one chapter, and the beginning of another.
(彼らの乗るWhiteStarはBabylon5に近づく。)
The next 20 years would see great changes, great joy, great sorrow. The telepath war, the Drakh war. The new Alliance would waver and crack, but in the end it would hold, because what is built endures, and what is loved endures, and Babylon 5.... Babylon 5 endures....
最後のシーンでのDelennによる語り。
第二、第三シーズンではIvanovaとG'Karによる語りが最終話の最後にあったが、 今回は最終話の一つ前が事実上の最後となっている。


Memo

Londoが皇帝に推挙された事をあまり喜ばなかったのは、 例のLady Morellaによる予言の為だろう。 彼女は彼が皇帝になる事を予言したが同時に破滅をも予言していた。 彼はまた嘗て夢の中で、 皇帝となった自分とG'Karとが首を絞め合っている光景を見ている。

Centauri摂政は"Keeper"を 取り付けられDrakhの手先になっている可能性が高い。 従って彼の病気と言うのはかなり怪しく、 LondoをCentauri本国におびき寄せて彼にも Keeperを取り付ける口実かもしれない。

LennierがDelennにIvanovaの言葉を伝えた時の複雑な表情は、 彼が密かにDelennを愛していた事の現われだろう。 そしてDelennの反応は、彼女もまたそれを承知していた事を暗示している。

いずれテレパスが普通人に戦争を仕掛けるという SheridanのBesterへの警告は、Delennの最後の語りの中にあるテレパス戦争という形で 現実の物となる。 これはまた、Lytaも予見していた。

Besterは、Psi CorpsのテレパスによるスキャンでなければGaribaldiの主張は裏付けられない と言っていたが、Lytaは形式的にはPsi Corpsに籍を置いている。

Sheridanが地球軍からの除隊という 大統領の要求を始め躊躇ったのは、私の感覚ではかなり違和感がある。 別に軍籍を失ってもどうと言う事が無いように感じるが、 その点はアメリカと日本の感覚のズレだろうか。

Delennは最後の語りの中で、「これからの20年」と言っている。 20年とはZ'ha'dumで一度死んだJohnがLorienに与えられた 命の長さである。 恐らく彼女の言う「大いなる悲しみ」の一つは、 Johnの死による彼との別れだろう。
またDrakh戦争とは、"Crusade"のプロローグとなる"A Call to Arms"で描かれている 事件の事だろう。


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